次の質問に答えてみてください(^-^)
Q:引きこもりの子供の話を聴くときと、それ以外の人の話を聴くとき。両方が同じ状態になっているでしょうか? それとも違うでしょうか?
A:(正直に答えてみてくださいね)
今、「同じ」と答えた方は、相当引きこもり対応がうまくなっているか、まったく引きこもり対応が上達していないか、どちらかでしょう。
「違う」と答えた方は、それほど上達はしていないかもしれませんが、確実に引きこもり対応がうまくなっています。
どうしてそう言い切れるのか、その理由をこれからお話しましょう。
まず、「同じ」と答えた方についてですが、これは2パターン考えられます。
<パターンA>
引きこもり対応で求められる「聴く」は、通常の会話における「聴く」とは異なる。前者の「聴く」をマスターし、引きこもり対応で十分に使っているが、より効果を高めるため、夫(妻)や自分の親に対しても前者の「聴く」を使っている。そのため、引きこもりの子供の話を聴くときと、それ以外の人の話を聴くとき、両方が同じと答えた。
<パターンB>
引きこもり対応で求められる「聴く」と、通常の会話における「聴く」が異なることを理解していない。または、理解はしているけれど、どうしても同じ聴き方をしてしまう。
上記のパターンAとBに分かれているので、
「『同じ』と答えた方は、相当引きこもり対応がうまくなっているか、まったく引きこもり対応が上達していないか、どちらか」
と言ったのです。
パターンBの方は、今後改善していきましょう。
引きこもり対応で求められる「聴く」と通常の会話の「聴く」は違います。その違いはこのサイトで少しずつお伝えしていますので、確実に理解して、実行していってくださいね。
次に、「違う」と答えた方についてですが、その方たちは問題ありません。引きこもり対応で求められる「聴く」と、通常の会話における「聴く」が異なることを理解していて 、両者を使い分けているからこそ、「違う」と答えられているんですよね。その調子で、引きこもり対応で求められる「聴く」のレベルを上げていきましょう。
引きこもり対応で求められる「聴く」と、通常の会話における「聴く」
これが同じになっているか、異なっているか、常に意識するように心がけましょう。
それだけで、今、自分がうまく引きこもり対応できているか、チェックできます。
Yuuichi Kimura / SIA Project
※SIA Projectでは、長年、不登校サポートを行なっています。不登校サポートの過程で有効だった引きこもり脱出ノウハウの一部をこのサイトでご紹介することにしました。不登校サポートでの実績をご覧になりたい方は下記のサイトをご覧ください。