子供と話していると、コロコロ話題が変わることがありませんか？
今まで音楽の話をしていたのに急に親戚の話になったり、将来の夢について話していたのに急にニュースの話になったり…
もし、そういうことがあるなら、それは親子間の会話が上手くいっている証拠です。
みなさんもご経験があると思いますが、人は話したいことを話すとき、けっこう話が“飛ぶ”ものです。あっちに行ったり、こっちに行ったり…
けれども、根本的には共通していて、本当に話したいことがどの話題にも含まれています。
つまり、表面的にはあちこちに飛び、いろんな話をしているように見えても、実は共通する“何か”があって、それを無意識に話そうとしている状態なのです。
その共通する“何か”は、聴く側がよ～～く聴いていると見えてきます。「そうか、この人はこのことについて話したいんだ！」と、ひらめくように分かることがあります。
子供がコロコロ話題を変えて話していたら、「お、これは良い傾向だぞ」と思うようにしてください。そして、「本当に話したいことは何なんだろう？」という意識で、子供の話をよ～～く聴いていてください。
子供にべらべらしゃべらせていると、面白いですよ。「あ、この子、どの話でも結局○○について話したがってる」というふうに分かるようになります。
そこまで分かるようになると、引きこもりの子供がなかなか話さない「本音」まで分かる可能性が高まります。
Yuuichi Kimura ／ SIA Project
※SIA Projectでは、長年、不登校サポートを行なっています。不登校サポートの過程で有効だった引きこもり脱出ノウハウの一部をこのサイトでご紹介することにしました。不登校サポートでの実績をご覧になりたい方は下記のサイトをご覧ください。
