むかし、こんな話を聴いたことがあります。
「『悟り』とは『差取り』さまざまなものの差を取ることが悟るということなんですよ。『自分と他人の差を取る』 『親と子の差を取る』 『男と女の差を取る』…そうして、差を取っていくことで比較や競争の思考・行動がなくなり、悟っていくんです」
この話をふと思い出して、引きこもり対応も同じだと痛感しました。
引きこもりの子供を持つ親が「自分」と「他の親」の差を取ったら、他の親御さん(引きこもっていない子供の親)と比べずに済みます。そうなれば心がラクになり、大きな心で子供と接することができるでしょう。
引きこもりの子供を持つ親が「親」と「子」の差を取ったら、子供の気持ちを理解しやすくなり、好ましい引きこもり対応がしやすくなるでしょう。
引きこもりの子供を持つ親が「男」と「女」の差を取ったら、ご主人(または奥様)との関係が良好化し、夫婦の力をあわせて理想的な引きこもり対応ができるでしょう。
『悟り』とは『差取り』
さまざまなものの差を取ることで、効果的な引きこもり対応がしやすくなります。
覚えておくといいですよ。
Yuuichi Kimura / SIA Project
※SIA Projectでは、長年、不登校サポートを行なっています。不登校サポートの過程で有効だった引きこもり脱出ノウハウの一部をこのサイトでご紹介することにしました。不登校サポートでの実績をご覧になりたい方は下記のサイトをご覧ください。