仲のいい親子に見えるけど、実は、表面的な会話しかできていない…
そういうケースにおちいっていませんか?
引きこもりの子供とその親の関係では、「表面的な会話しかできていないケース」が多く見られます。
当たり障りのない話はするけど、子供が心を開いていないため、肝心な話になると口を閉ざしてしまう。そういうケースですね。
なぜ、こういうケースにおちいるのでしょうか?
原因の1つに「親が自分の話ばかりしている」ということが挙げられます。
「私は、こう思う」「私は、こうだった」「私は、これからこうしようと思う」…と、自分の話ばかりをしている親になっていませんか?(もしくは、過去にそういう親ではありませんでしたか?)
親が親自身の考えばかりを話す。
そんなことをしていたら、子供じゃなくても話すのが嫌になります。
「この人に話をしたって、どうせ自分(親)の話に切り替えられる」
そう思うでしょう。
ですから、あなたが自分の話ばかりをしている人なら、次にお子さんと会話するときからやめてください。自分の話をやめて、子供の話に興味を持ち、聴いてください。
みんな、「自分」の話を聴いてもらいたいんです。親であるあなたが自分の考えをしゃべり、分かってもらいたいと思うように、子供も自分の考えをしゃべり、分かってもらいたいのです。
親が「自分の話」をやめ、子供に関心を寄せ、子供の話をよく聴くようになると、
「ずっと心を開かなかった子供が、心を開く」ということが起きます。
とっても簡単なことなので、すぐにやってみましょう。
Yuuichi Kimura / SIA Project
※SIA Projectでは、長年、不登校サポートを行なっています。不登校サポートの過程で有効だった引きこもり脱出ノウハウの一部をこのサイトでご紹介することにしました。不登校サポートでの実績をご覧になりたい方は下記のサイトをご覧ください。